入院初日~2日目入院生活 最初の日の夜になって 抗生剤の点滴が始まりました。 8時頃 看護師さんが熱を測りに来ました。 入院前 10日間 37度~38度の間を 上がったり下がったりでしたが 数日の入院準備やら 入院で環境が変わった興奮からでしょうか。 この時は もう少しで40度になりそうな熱でした。 看護師さんがアイスバッグを持って来てくれましたが 熱は下がりません。 アイスバッグは、熱を下げる物ではなく、 少しでも楽になる為に使うものですから 当然ですよね。 熱が高い割には 元気で テレビを見たり 本を読んだりしてました。 9時になると消灯で お部屋の大きな電気と ベッドの上の個別の電気が 一斉に バチッと消えました。 それからは、ベッドの頭にある 小さなスタンドの明りだけになります。 普段は 10時から報道ステーションなど 見ているんですが せっかく入院したんだから 早寝しよう~と思って ラジオのFM放送を聴いてました。 疲れてたのか 熱の為か すぐに眠ってしまいました。 夜中に2回 看護師さんが 点滴の交換にきて、 静かに そっと交換してくれるのですが 寝てるような 寝てない様な・・ その都度 目が覚めていました。 朝 起床時間の6時になると 看護師さんのご挨拶があります。 「眠れましたか?」 夜中に また熱の為 大汗かいたおばさんは、朝から 親友が持って来てくれた大判タオルと パジャマを交換しました。 顔を洗ってる時に 同室の一人が出て来て、初めて挨拶をしました。 まだ 30代くらいに見えましたが 頭には 黒い帽子をかぶっていましたから 抗がん剤治療をしてるんでしょうね。 顔色が随分悪く見えました。 そう言うおばさんも もちろん 素ッピンですから シワやらシミやら 丸見えだったでしょうね(^0_0^) 7時の朝ご飯は、ちゃんと出ました。 看護師さんではなく いろいろお世話する係の方が ベッドの足もとにある台まで お膳を運んで来てくれます。 食事後 また採血があり (これで 最初の診察から 何回目だろう) おばさんの血管は 採血しやすいように出ていますから 苦労せず 採血が出来ます。 同室の他3人は すごく静かで 居るのか居ないのか 分からないくらいでした。 たまに 誰かがトイレへ行くくらいです。 10時頃に 「お薬は これとこれね。」と言う声が聞こえて 静かにスリッパの音がして 一人の方が出て行かれました。 退院かな~と思いましたが、 カーテンの隙間から見える台の上に 湯呑やタオルが置いてありましたから 外泊か外出なんですね。 午後の面会時間になると 長男が来ました。 特別話す事もなく、愛想もなく 「どう?」「変わりない」 この時は 点滴が外れていましたから 1階の面会者の出口まで 送って行きました。 しばらく後 親友からメールがきて 「これから行くけど、必要な物ない?」 「汗かいてね シーツの洗濯お願いしたいの。 入れ物持って来てね」 彼女は 大きなバッグを持って来て その中には 何枚ものバスタオルが入っていました。 「バスタオルって 何の用事も足せる物なのよ。」 入院経験のない彼女ですが そう言いながら 棚に バスタオルをしまいました。 確かに 暑くて汗かいた時など パジャマを脱いで タンクトップの上に バスタオルを羽織り 前を洗濯バサミで止めて 「パタパタ涼しい~~」 と看護師さんを笑わせてました。 日ごろの生活から 脱して 何時でも寝られる環境に 大変満足してました。 熱はありましたが 歩き回らなくて良いので 下腹部の痛みは あまり気にならないでした。 こうして 入院初日 2日目が 無事に終わって行きました。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 スポンサーサイト
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