苦労と熱い思い![]() 今日もご訪問ありがとうございます。 今は どこのスーパーでも見られる 「カニ風味かまぼこ」 ![]() お酒のおつまみ サラダに 便利に使われています。 「かにかま」とも呼ばれ ![]() かにかまぼこの略で、 風味・食感・形・色などを蟹の身に似せて作られた蒲鉾の事 板付き蒲鉾と違って 板からはがして 切る手間も無く ![]() そのまま 手巻き寿司にも使えますから 便利です。 ![]() この爆発的に売れている「かにかま」は、 40年ほど前に 石川県の水産練り製品会社が、 人工クラゲの製造に行き詰まった時 偶然に出来た物だそうです。 偶然と言うより 日々製品の開発をしてる中で 意図的にではなく、出来上がったものだそうです。 最初の製品は 今のような棒状ではなく 細かく刻んだものだったので ![]() 築地市場に持ち込んだ時は、 「刻んだ蒲鉾なんか売れない。」と、 ほとんどの問屋が口をそろえて言った。 しかし、捨てる神あれば 拾う神ありで 一つの問屋だけが、面白い着想だと言って買い取り、 売り出してくれたそうです。 途端に話題になり 増産 増産で トラックが市場に到着すると、 業者が奪い合いになるほどの人気製品になり その後 各地の蒲鉾屋さんが作り始め 今では、どこのスーパーでも見られる 人気商品になったそうです。 私が初めてこの「かにかま」を目にしたのは 夫と立ち寄った小さなお魚屋さんの店先で 新潟の蒲鉾屋さんが 県内に初めて売りに出した 製品だったようです。 もう、40年も前の事になります。 この製品を開発した会社の 当時の社長さんは 20年ほど前に 東京駅で倒れ 亡くなり 新潟で初めて売り出した蒲鉾屋さんの 当時の社長さんも 数日前亡くなり これらの偉業は 社史に残されていると思いますが、 困難を乗り越えた苦労、熱い思いは 何時までも 語り継がれる事でしょう。 事実 40年も経った今 私が、ここに書いているのですから これを読まれる方は スーパーで目にする 「かにかま」の歴史を知る事になるのです(笑) ![]() 過去の記事は こちらから読めます ![]() ![]() スポンサーサイト
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